川崎市は、国内外の様々な地域の人々が移り住み、大きく発展してきた多様性のまちです。川崎市では外国人市民も地域社会づくりのパートナーと考え、1996年から川崎市外国人市民代表者会議を設置し、外国人市民の意見を市政に生かしています。
今回、市制100周年記念として、7月6日に歴代の代表者会議代表者全員を対象とした同窓会を開催しました。当日は第2期から現役の15期までの代表者とその家族も含め、39名が川崎市国際交流センターに集まりました。
同窓会の前半はグループディスカッション。歴代代表者の混合グループで自己紹介と「全員一致ゲーム」でアイスブレイクをした上で、現役の15期代表者会議代表者から先輩代表者に代表者になってよかったことや質問を投げ掛け、先輩の経験を共有しました。また、最後に「これからのカワサキと多文化共生」について語り合いました。
後半、市長が飛び込み参加の形で各グループに入ってディスカッションの内容に耳を傾け、「皆さんの知見を活かして、これからも外国人市民にも日本人市民にも、ここが故郷だと思ってもらえるようにやっていきたい。」とのコメントをいただき、最後は「カワサキ!」の掛け声に「だいすき!」と答えて市長を含む参加者全員で集合写真を撮りました。
後半は自由に昼食を取りながら新たなつながりに向けた交流を行い、「かわさきの好きなところ」を参加者一人ひとりが100周年記念特製メッセージボードに書いて写真を撮りました。
代表者会議では、市制100周年を迎えた川崎市で、これからも多様性を豊かさとして生かす多文化共生のまちづくりに寄与していきたいと考えています。